「激闘!電動ファイト」編
そもそもこの電動ファイトというのはゾイドやらタミヤの工作セットやらの、ゼンマイやモーターで動くオモチャをぶつけ合うロボット相撲なのである。
「ロボコン」的な、真面目に知恵と科学力で競技を行う世界とは違う、かなりお気楽さとガキっぽさが魅力の世界である。
基本的に紙相撲の世界と変わらない。ロボの移動形式は脚歩行、車輪、キャタピラ等何でもあり(生物使用は駄目)。
1対1の対決者の間に大きさ、エンジン出力等、どんなにハンディがあってもよし、というのが凄い。チョロQ対東京マルイ製ラジコン「エイブラムス」戦車、などというのも有りなのだ。小型ラジコンヘリ対装輪車両、などという本来どうやったら激突・勝負できるのか、わからない対決例も以前あった。対決の結果、壊れても文句を言ってはいけない(事前にその旨誓約書を書かされる)。
闘志に燃えるファイターたち
全くのオリジナル空想科学メカから
リモコンのスケールモデルまで
このメカは乗っているミクロマンが落とされたら負け(というルールが大体現場で激突直前に作られる)。
時にはこんなレアプラモも参戦
童心に帰って嬉々とした表情で対決に興じる電動ファイターたち。
「少年の心を忘れない」というのはこういうことである。