BLOCK  BUSTER

(CYBER HEADD  TYPE3)

蘭亭紅男 作

「さあ、ガレージキット化だ!」と、蘭亭が第一作に選んだのがこの『As』の中でも物語中盤で準主役級の、シリーズ初の人型巨人メカ。なぜこれを選んだかというと、これのパーツを作っておけば後に「ゼルダ」などのメカを作りやすくなるから。まあ、蘭亭が「欲しかったから」というのも大きな理由の一つですが。

この「ブロックバスター」、旧ホームページの「As伝説」の時にプラキットの寄せ集めで可動モデルをつくってますが、今回は可動無しのオールレジン製キットであります。

身長は約12p。胴体は以前に作った「シャイアン」に少し手を加えただけです。原典ではブロックバスターの胸はディティールの少ないドラム型アーマーがつけられているのですが、シャイアンの胸のディティールを埋めるのがもったいなかったので、ついそのまま残してしまいました。肩の後ろのビームガンもシャイアンのものを流用。

脚は主に、これまで蘭亭が散々作って売れなかった哀れなオリジナルロボットたちのパーツを切り張りして芯とし、それにディティールを加えています。本当はもっと原典に似せようと思えば出来ないこともなかったのですが、何しろ原典は上半身はコトブキヤから1988年に発売された小林誠原型「シャイアン」ですが、下半身が某有名ロボットの小林アレンジバージョン(同じくコトブキヤから1988年発売、小林誠原型)なので、変に似せようものなら後々どこの会社からどんなクレームが付くか知れたものではないので、ディティールはあまり似せていません。

腕は伸ばしランナー、プラ板などで製作。頑張って指まで作っています。この大きさでしっかりと成型可能になることを優先したのでこの指はあまり原典に似てませんが。

ライフルはやはり蘭亭オリジナルロボのパーツを中心にそれらしく作りました。で、このメカの注目すべきパーツは何と言っても肩や大腿部横に貼り付けられた三角弾倉。前述の某有名ロボ小林バージョンに何個も付属していたのが印象的でしたが、この1988年以降、小林モデリングの中で色々な部分に使われています。

俺たちのAs 

俺たちのAs 目次 へのリンク
inserted by FC2 system